COLUMNコラム

屋外に設置された変電設備(キュービクル)
COLUMN

据置鉛蓄電池の置き場所と温度――暑さが寿命を縮める理由

据置鉛蓄電池は、周囲温度が10℃上がると寿命がおよそ半分になります(10℃2倍則)。期待寿命の公表値は周囲温度25℃での値のため、盤内の年間平均が35℃なら、MSE形の7〜9年…

盤内に並ぶ据置鉛蓄電池(制御弁式・セル番号シール付き)
COLUMN

産業用蓄電池の「更新時期」はどう見極める?現場で押さえたい3つのサイン

産業用蓄電池の更新時期は、①設置からの年数が期待寿命の下限に近づいた、②点検データのトレンドが変わってきた、③補水の頻度と量が増えてきた(ベント形)、という3つのサインで見極め…

据置鉛蓄電池に取り付けられた触媒栓(列)
COLUMN

触媒栓で補水の手間はどれだけ減る?仕組みと交換周期の実務

産業用蓄電池の触媒栓は、充電中に発生する水素と酸素を栓の中の触媒で再結合させて水に戻し、電解液の減りを抑えることで補水の頻度と量を下げる部品です。寿命を延ばす部品ではなく、触媒…

蓄電池取替について(取替時期目安)と放電電流・温度別の期待寿命のラベル
COLUMN

期待寿命「7〜9年」の正しい読み方

カタログの期待寿命は、周囲温度25℃・0.1CA以下の放電・適正な浮動充電を前提にした推定値であって、保証値ではありません。目安はMSE形で7〜9年、HS形で5〜7年、長寿命の…

据置鉛蓄電池の銘板(公称電圧96V/組・8個組=総電圧とセル数)
COLUMN

総電圧とセル数の基本――系統電圧からの検算

据置鉛蓄電池は、公称2Vのセルを直列につないで総電圧をつくります。24V=12セル、48V=24セル、100V=50セルが基本です。運転中の総電圧は「浮動充電電圧×直列セル数」…

据置鉛蓄電池のセルと栓
COLUMN

制御弁式とベント式の違い――補水の要否と劣化診断の分かれ目

据置鉛蓄電池の制御弁式(VRLA)は、補水・比重測定・均等充電が不要で日常保守が軽い一方、中の状態が読めないため劣化診断は内部抵抗のトレンド管理が主軸になります。ベント式(液式…

作業場で仕様を確認する作業員(形式名の読み解き)
COLUMN

MSE・HS・FVL 形式名の違い――方式・用途・期待寿命で読み解く

MSE・HS・FVLは据置鉛蓄電池の代表的な形式名で、方式・想定用途・期待寿命の目安までを示す略号です。MSEは制御弁式の標準機で期待寿命の目安は7〜9年、HSはベント式の高率…

都市の夜景
COLUMN

産業用蓄電池の業界――更新需要が支える構造

産業用蓄電池の業界は、新しい建物が建つ「新設」よりも、既存設備の「更新需要」で安定して回る構造です。非常用電源やUPSのバックアップ電源として全国に据え付けられた電池が寿命を迎…

屋上の蓄電池設備
COLUMN

なぜ産業用バックアップに鉛蓄電池が使われるのか

産業用バックアップに鉛蓄電池が使われ続けるのは、常時待機の据置用途に対して、長年の実績と確立した運用基準、待機と大電流放電を両立する特性、容量あたりのコスト、回収・リサイクル体…

収納盤に設置された据置鉛蓄電池(MSE形)
COLUMN

二次電池とは――充電して繰り返し使える電池の基礎

二次電池とは、充電することで放電と充電を繰り返して使える電池のことです。使い切りの一次電池(乾電池など)に対する呼び方で、「蓄電池」もこの二次電池を指す言葉です。スマートフォン…

見積り依頼はこちら